天気痛

1年で最も台風が上陸する9月になりました
台風が近づくと頭痛や眩暈などに悩まされる方も多いと思います

今日はそんな「天気痛」のお話です

天気痛は天気や季節の変化で不調をきたす病態の総称で、その症状は頭痛や眩暈、古傷の痛みなど多岐に渡りますが、最も多い症状は頭痛です
その潜在的な患者数は、全国で 1,000万人以上いるとされていて、年齢は子どもから高齢者まで幅広く、その中でも特に20~40代の女性に多いようです

天気には「気温・気圧・湿度」という3つの要素がありますが、そのうち気圧の変化を感じ取っているのは内耳です
天気痛の症状がある人は、この内耳の感受性が高く、気圧の変化によるストレスが大きいことが考えられています

耳の周囲の血流が悪化すると内耳がむくんで過敏になり、天気痛を起こしやすくなるので、耳をホットタオルで温めたり、耳を軽く引っ張ったり回したりする「くるくる耳マッサージ」が天気痛の予防にはおすすめです◎

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