10月に入り、だんだんと季節が進んでいることを実感できる日々ですね
朝晩は寒さを感じることもあり、体調管理には十分気をつけたいところです
さて、秋が深まるにつれて寒さとともに気をつけたいのが、肌の乾燥です
太平洋側、特に関東周辺に住まわれている方は、毎年冬が近づくにつれて乾燥肌に悩まれている方も多いはず!
乾燥肌のトラブルは女性に多く、特に30歳代後半から皮脂の分泌が減少し、乾燥しがちになります
また、高齢者も皮脂や発汗量が減少し、皮膚が薄くなるため、乾燥しやすくなります
では、基本的な対処方法をみていきます
まず、室内環境ですが、湿度が下がりすぎないように注意しましょう!
湿度は50~60%程度が目安とされています
加湿器などがない場合は、濡れたタオルなどを室内に干すことで代用することが可能です
次はお肌のケアについて、まず入浴はぬるめの温度(38〜40度くらい)がいいでしょう
また、入浴や洗顔のあと、はじめはしっとりしていても、しばらくすると肌は乾燥してつっぱったりカサついたりします
これは、石けんなどの成分によって汚れと一緒に皮脂膜がとり除かれてしまうためです
この失われた皮脂をクリームやローションなどの保湿剤で補うのが、乾燥肌に対するスキンケアの基本となります
一般的に、保湿剤を使用する場合は、1日1回たっぷり塗るよりも、朝とお風呂上がりなど、1日2回塗る方が効果的といわれています
ただし、用法用量などが明記されているものについては、それに従って使用するようにしてください
また、乾燥する季節の服や下着は肌への刺激ができるだけ少ない綿のものを選ぶといいですね